荒川で「釣り場のゴミ拾い」をしてきました。
釣り場のゴミが目に付くな、と気になってはいたものの、なんとなく見て見ぬふりをしていたのですが、ふと思い立ってゴミ拾いをすることにしました。
ゴミ拾いのきっかけ
ある日お馴染み笹目橋の下で、娘と釣りをしてきました。
釣果はぼちぼちという感じで、そこそこ満足のいく釣行だったのですが、非常に気になったことがありました。
ゴミです。
以前来たときにはそれほどゴミは無かったのですが、そこらじゅうにゴミ、ゴミ、ゴミ。
しかも、ラインや釣具屋のレジ袋、ルアーのパッケージなど、釣り人が捨てたゴミがかなり目に付きました。
娘もあまりのゴミの多さに悲しい顔をしていました。
これはいけません。
嘆いているだけでは釣り場はきれいにならないので、自分たちでゴミを拾おうと娘と話しました。
ただ、その日はゴミを拾う装備ではなかったので、日を改めることにしました。
笹目橋周辺のゴミ拾い
笹目橋周辺でゴミを拾うための準備と、実際にやってみてどうだったか紹介したいと思います。
荒川のゴミ拾い制度
板橋区には「荒川下流 いつでもできるゴミ拾い」という制度が用意されています。
簡単に説明すると、所定のゴミ袋にゴミを詰めて、所定の場所に置いておけば、きちんと回収してくれる制度です。
持ち物
以下4つの持ち物を用意しました。
- ゴミ袋・・・前述のゴミ拾い制度の袋を利用します。ゴミ拾いの当日に管理小屋にもらいに行きました。
- 火ばさみ・・・釣り針や割れたガラスなどで怪我をするおそれもあるので必須です。ダイソーのBBQコーナーで売っているものを購入しました。100円なのに普通にしっかりしています。
- 軍手・・・火ばさみでは拾いにくいゴミもあるため、手を保護するために用意しました。同じくダイソーで購入です。
- 飲み物・・・休憩用の飲み物です。
ゴミ拾い
準備も整ったためゴミ拾いスタートです。
それにしても、なんとゴミの多いことか。
娘も一生懸命拾ってくれました。
休憩もはさみながら1.5時間ぐらい拾うと、大きめの袋2つ分のゴミが拾えました。
これまで釣りの最中に目についたゴミをサクッと拾うことはしていましたが、本気でゴミだけ拾うということは初めてでした。
終わってみるとすごく気分が良かったです。
所定の場所にゴミを置き、撤収しました。
釣り場をきれいに保つために
このブログの読者の方はマナーが良く、常に釣り場をキレイにしている方ばかりだと知っていますが、改めてお願いです。
目についたゴミは拾う
目についたゴミを全て拾っていると、とんでもないことになってしまいます。
特に荒川はゴミが多いので、、、
私の場合は「釣り関連のゴミは拾う」という自分ルールを作っています。
一回で拾えるゴミは少量となりますが、長期で見れば多くのゴミを拾えます。
チリツモとはこのことです。
「ゴミを捨てるな」から「ゴミを拾った」へ
SNS等で「ゴミを捨てるな」と発信するのは、無駄となる可能性が高くお勧めできません。
釣り場にゴミを捨てる人は、釣りを愛していません。
そのため、釣り人の発信する情報を見ていません。
一方、釣りを愛している人は、釣り人の発信する情報に敏感です。
であれば、釣りを愛する人へ「ゴミを拾った」と発信したほうが、仲間が増える可能性が高く、効率的と言えます。
実際、この記事を読んでいるあなたも「ゴミ拾おうかな」とちょっと思っているのではないでしょうか?
多かったゴミTOP3
余談ですが、実際にゴミを拾ってみて多かったゴミは以下のとおりです。
- ライン・・・圧倒的に多かったのはラインゴミです。仕掛けを組んだあとに余ったラインを切ってそのまま捨てるんでしょうね。フックがついている場合もあるので、拾うときには気をつけましょう。
- タバコ・・・次に多かったのはタバコの吸い殻です。待ち時間とか休憩時間に吸ってそのまま捨てるんでしょうね。フィルター部分って腐敗しないんでそのまま残るんですよね、、、
- 食べ物の包装・・・その次がお菓子の包装や、パンの包装などです。
あと目についたのは、ダイソーの釣具ですね。
やっぱりダイソーで釣具買う人って、釣り歴が浅くて、釣り愛が浅い方が多いと思うんですよね。(そうじゃない人もいると思いますが)
釣り愛が浅い人って、あっさりとゴミを捨てちゃうんでしょうね、、、
最後に
ということで今回はゴミ拾いの実践記録を記事にしました。
この記事を読んで、釣り場のゴミを拾ってくれる方が一人でも増えれば嬉しいです。
また、釣り場をいつもキレイにしてくださっている方、ありがとうございます。
これからも一緒に頑張りましょう。
それではまた。