この記事では浮間公園の魅力と、釣り場のルール、小物釣りのおすすめ道具や釣り方やポイントを紹介します。
浮間が池にはブルーギルやクチボソ、ブラックバス、テナガエビなど、多くの魚が生息しています。
簡単なウキ釣り仕掛けで釣れるので、4~5歳くらいの子どもでも十分に楽しめます。我が家の娘も4歳で釣りデビューしました。
「釣りがしてみたい!」と子どもに言われた、あるいは「子どもに釣りを体験させたい」と思っている方は是非読んでみてください。
浮間公園の魅力 子連れに優しいスポット
子どもの釣りデビューでは、「すぐ飽きちゃうんじゃないかな?」「楽しめるかな?」「そもそも釣れるのかな」と心配な点がたくさんありますよね。
そんな子どもの釣りデビューに浮間公園がおすすめだと思うポイントは以下の通りです。
- 駅近でアクセスが良い
- トイレや手洗い場などの施設が充実している(オムツ変え台や授乳室もあり)
- 一年中、無料で小物釣りが楽しめる(釣り道具は持参する必要あり)
- 遊び場があるので飽きても安心
- 公園近辺に飲食店やコンビニがある
浮間公園は北区と板橋区にまたがる公園で、23区内でも珍しい釣りが楽しめる都立公園です。

JR埼京線の浮間舟渡駅から徒歩1分とアクセス良好。春には浮間ヶ池の土手沿いに約150本の桜が花を咲かせるお花見スポットとしても有名です。
スポーツ施設やじゃぶじゃぶ池、冒険広場などの施設も充実していて家族で楽しめる公園です。

園内の浮間ヶ池は無料開放されているので、いつでも気軽に釣りが楽しめます。
子どもが釣りに飽きても気兼ねなく撤収できるし(有料の釣り場ですぐに飽きられるとショックが大きい…)、遊び場があるのですぐに移動、気が変わったら釣り再開という遊び方もできます。
公園近くにはコンビニや飲食店(マクドナルドも!)もあるので、遊び疲れたら芝生広場で一休みしたり、お昼を食べたりと、家族で楽しめる公園です。
また、公園内にはトイレや水飲み場も多くあります。オムツ変え台も多目的トイレに備えてあり、サービスセンターには授乳室も完備されていて子連れにはとても利用しやすい公園です。
2022年2月には園内にコメダ珈琲がオープンしました。
テイクアウトもできるので、公園内で飲食しながらのんびり釣りをするのもいいですね。

浮間公園で釣れる魚たち


浮間ヶ池には川魚が多く生息しているので、一年中釣り人が竿を出しています。
我が家では、クチボソ、ヌマチチブ、ブルーギル、ブラックバス、テナガエビを釣った経験があります。他にも、ヘラブナ、コイ、タナゴ、フナなども釣れるようです。
浮間公園での釣行記事はこちら。
釣り場とルール 禁止エリアはある?ルアーはOK?

釣りの前には案内看板でルールと釣り場を確認しておきましょう。
浮間公園の釣り場
浮間ヶ池は、一部釣り禁止エリアがあります。
水生生物、野鳥の保護が目的のようで、上の写真の赤斜線になっている部分が釣り禁止区域になっています。
浮間公園の釣りルール
浮間公園で釣りを楽しむ際は以下のルールがあるのでご注意ください。
- 池の中に入って釣りをするのはNG
- 投げ釣りはNG
リールやルアー釣りは禁止です。 - 釣り針やテグスの後始末に気を付ける
- 釣った魚を持ち帰るのはNG
浮間公園では在来種保護のため、ブルーギルバイバイプロジェクトと称して、外来魚の回収ボックスが設置されています。外来魚は回収ボックスに移すということも選択肢のひとつです。
ちなみに、ボックス内には干からびた外来魚が入っているので、覗く時には少し覚悟が必要です…
浮間公園で釣りに挑戦 おすすめの道具や仕掛けは?

準備するもの 仕掛けセットがおすすめ!
浮間公園の近くには釣具屋はないので、事前に準備していく必要があります。おすすめの釣り道具を紹介するので参考にしてみてください。
- 釣り竿
- エサ
- 仕掛け(ウキ、針など)
- バケツ あると便利
- イス あると便利
●釣り竿
投げ釣りは禁止なので、リールのついてないのべ竿を使用します。長いと扱いが難しいので1.5m以下のものがよいと思います。また、移動の際にかさばらないようにコンパクトにできるものがおススメです。
●エサ
ブルーギル、クチボソを狙うのであれば、タナゴグルテンがおススメです。
水を加えて練るだけなので、釣り場でも作ることができますが、自宅で作ってから持って行った方がスムーズに釣りが開始できます。小型のタッパーなどに入れて持って行きましょう。
●仕掛け
初心者でいきなり仕掛けを作るのは難しいので、仕掛けセットをおすすめします。ただし、できるだけ小さい針のものを選んでください。
一般的な淡水小物仕掛けだと針が大きすぎるので、浮間公園のほとんどの魚は掛かりません。
笹目的にはタナゴ仕掛けをオススメします。
仕掛けセットならすでに出来上がっている仕掛けを竿に結ぶだけです。竿への取り付け方もパッケージ裏面にかかれているので、安心です。
●あると便利なもの
釣った魚を観察できるバケツがあると便利です。実際に動いている魚を間近で見ることができ、自然に触れる良い機会です。生き物相手なので、優しく扱うことを学ぶ機会でもあります。
折り畳み用の椅子も、あると便利です。ちょっとした物置き場所にもできるし、長丁場になった場合の休憩にも使えます。
釣るときのポイント
日によって魚が付いているポイントは異なります。
魚が好みそうな場所かどうか、水中をよく観察しながら釣り場を探してみましょう。
障害物の有無や、水の動き、影などをポイントにしてみてください。
魚が居れば、比較的簡単にあたりが出ます。
あたりが出なければ一か所でずっと粘るのではなく、少しずつ場所を移動しながら釣っていくのがおすすめです。
子どもとの釣りで気をつけること 危険性は?釣りのマナーも
釣りの危険性
池の周りは柵で囲われていますが、子どもは柵をくぐって池に近づこうとします。子どもからは絶対に目を離さないように気を付けてください。
また、釣り針でのケガにも注意してください。エサを付ける際や魚から針を外す際は大人がサポートしてあげるようにしましょう。
針がついた竿をブラブラさせて思わぬケガにつながる場合もあるので、針の危険性と持ち方は事前にレクチャーしてあげるといいと思います。
マナーを守る
釣り場は多くの人が楽しむ場なので、マナーを守って楽しむようしましょう。
最低限、気を付けるべきポイントは
- 他の釣り人となるべく距離をとる
他の釣り人の迷惑になるので、混んでいる場所に割って入らないようにしましょう。 - ゴミを捨てない、落とさない
帰るときには自分の周りにゴミを落としていないか確認するようにしましょう。
子どもと釣りを楽しむ 釣れても釣れなくても楽しもう!
子どもと一緒の釣りは、「すぐ飽きちゃうんじゃないかな?」「釣れなかったらつまらないんじゃないかな?」と少しハードルが高い印象があるかもしれません。
でも、たとえ釣れなくても糸を垂らしているだけで、案外子どもは楽しんでいたりします。もちろん釣れると嬉しいですが。
「釣る」行為だけを楽しむよりも、事前に「こんな魚が釣れるみたいだよ」「こんな風にしたら釣れるんじゃないかな?」と、子どもと一緒に考えて臨んでみてください。
釣れなかったときは「なんで釣れないのかな?次はこうしてみようかな。」と振り返って工夫したり、その過程にもたくさんの楽しみがあります。
ぜひお子さんと一緒に浮間公園で釣りを楽しんでみてください。
それではまた。