テトラ際の攻防!? 子どもと楽しむ荒川のテナガエビ釣り

電車に乗って西高島平駅から歩いて笹目橋までやってきました。
(歩くと結構遠いのでおすすめしません…)

日曜ですし多少はにぎわっているかと思ったのですが、エビ釣りの人は皆無。
バスとシーバス狙いのルアーマンがちらほらという感じです。

状況としては上げ7分で、岸際のテトラが水没し始めています。
個人的にはこの水位が上げてきたタイミングで、マズメだと結構釣れるイメージです。
水が濁っていればなお良しですが、この日は結構水がクリアです。
エビ釣り指数は、70点ぐらいの感じでしょうか。

子供にライフジャケットを着させて、仕掛けを準備します。

子供たちの手を取って岸まで降りていくと、息子が急に「うわぁぁぁ」と叫んでしりもちをつき始めました。
なにごと!?と思って横を見ると、水に足をとられずぶずぶと沈んでいます!!
即座に引き上げました。
長靴をはかせていたので足元はなんともありませんでしたが、おしりは濡れてしまいました。

いや、そんなに足をとられるような場所ではないけどな…と思い確認すると、10cm程度の水たまりのうえにゴミが浮いていました。
放っておいたからといって溺れるような場所ではありませんが、子供からすると底なし沼のような感覚だったのかもしれません。

こういうことがあるので、釣り場では子どもから目を離さないようにしましょう。

息子の尻が濡れるトラブルで釣りの開始が遅くなってしまいました。
ようやく釣り開始です。

テトラの際に仕掛けを沈め、竿を置いてあたりを待ちます。

しかし、あたりはありません。

穴を転々と変えつつ仕掛けを落としていくと、浮きにつんつんと反応あり。
10秒ほど待って上げてみると…

ヌマチチブでした。
エビ釣りでは常連ですね。

その後、エビからの反応もなく、引き続き穴を転々と変えつつ仕掛けを投入していきます。

水深20cm程度の激浅のポイントで釣れる想定だったのですが、水がクリアで水中が丸見えです。これではちょっと浅いところでは釣れそうにありません。
しかたなく水深60cm程度のポイントに仕掛けを投入していきます。

すると、子供たち二人が「おとうちゃーん！！」と叫びだしました。
今度はなんだと振り返ると、「あれ！！」と何かを指差しています。

指の向こう側にはエサのベビーホタテ、そこにバサァっと飛んできた真っ黒の何か。
時既に遅し。カラスがベビーホタテを咥えて飛び立っていきました。

この時点でエサが無くなってしまいました…

笹目

いま針についてるエサが無くなったら帰るか。

娘&息子

しょうがないね。

それはそうと、浮きが動いてるけど。

笹目

え？

水面を見ると、浮きがスイーっとテトラに吸い込まれているように見えます。

まさかね…
半信半疑で聞いてみると、ヌっビビビン！！
反応ありです！！

奇跡的に針に残っていたエサで、良型のオスのテナガエビを釣ることができました。
あきらめかけていたところに釣れたので、子どもたちも大喜び。(私も大喜び)

エサもなくなったので、これにて撤収です。