今回の記事では、2022年1月から3月における、笹目橋周辺でのルアーフィッシングの結果についてまとめました。
1月から2月の中旬まではずっとボウズが続いていたので、荒川中流域でのシーバスのシーズンインは2月中旬からと言えるかもしれません。
釣果数は厳しかった一方、70アップを3匹上げているのでサイズは狙える時期と言えそうです。
釣行データ
釣行に関する基礎データです。
この3か月間はかなり苦戦しました。
釣行32回でシーバスの釣果は5匹、1回の釣行でシーバスが釣れる確率は16%と超激シブな状況でした。
データ項目 | 2022年データ | 2021年データ | 前年比 | |
---|---|---|---|---|
データ取得期間 | 2022年 1月1日 ~ 3月31日 | 2021年 1月1日 ~ 3月31日 | – | |
釣行回数 | 32 回 | 19 回 | +13 回 | |
総釣行時間 | 89.5 時間 | 68.5 時間 | +21.0 時間 | |
釣果 | シーバス | 5 匹 | 8 匹 | -3 匹 |
ラージマウスバス | 1 匹 | 0 匹 | +1 匹 | |
スモールマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
その他 | 7 匹 | 5 匹 | +2 匹 | |
ヒット率 (1回の釣行で魚を釣り上げる確率) | 全魚種 | 41 % | 68 % | -27 % |
シーバス | 16 % | 42 % | -26 % | |
ヒット間隔 (1匹の魚が釣れるまでにかかる時間) | 全魚種 | 6時間 53分 | 5時間 16分 | +1時間 37分 |
シーバス | 17時間 54分 | 8時間 34分 | +9時間 20分 |
ふりかえり
1月のふりかえり
- 釣り場の状況
1月初旬は例年通りかなり冷え込み、ガイドが凍り付く日が続きました。
温排水と明暗のまわりにはハクレンが大挙しており、毎投ルアーに引っかかる状況で釣りになりませんでした。
- シーバスの状況
1月は1匹もシーバスが釣れていません。
しかし、SNSでは周辺の釣り場で少数ながらもシーバスの釣果情報が上がっていましたし、昨年の同じ時期には2匹釣っていることを考えると、シーバスが居なかったわけではないと思います。
ただ、河川の中流域でシーバスを釣るにはかなり厳しい時期であるといえると思います。
- 主な釣果 (ヒットルアー)
1月17日 ニゴイ 50cm (ダイワ ミドルアッパー 4.2inch イナッ子チャート)
- 考察
シーバスが釣れなかった最も大きな要因は”昨年秋に結果を残した釣りにこだわりすぎた”ということだと考えています。
ひたすら明暗の上流部にキャストしていたのですが、もっとベイトを意識した釣りをすべきだったと反省しています。
イナッコが溜まっているポイントもありましたし、1月中旬には少ないながらもバチを目撃しています。イナッコパターンや底バチパターンをもっと試すべきでした。
データ項目 | 2022年データ | 2021年データ | 前年比 | |
---|---|---|---|---|
釣行回数 | 7 回 | 7 回 | ±0 回 | |
総釣行時間 | 19.5 時間 | 20.5 時間 | -1 時間 | |
釣果 | シーバス | 0 匹 | 2 匹 | -2 匹 |
ラージマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
スモールマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
その他 | 1 匹 | 2 匹 | +1 匹 | |
ヒット率 (1回の釣行で魚を釣り上げる確率) | 全魚種 | 14 % | 57 % | -43 % |
シーバス | 0 % | 29 % | -29 % | |
ヒット間隔 (1匹の魚が釣れるまでにかかる時間) | 全魚種 | 19時間 30分 | 5時間 07分 | +14時間 23分 |
シーバス | -時間 -分 | 10時間 15分 | -時間 -分 |
2月のふりかえり
- 釣り場の状況
2月は冷え込みは厳しいものの、上旬からイナッコ、バチ、下旬にはハクと期待の持てるベイトが確認できました。
相変わらず温排水と明暗のまわりにはハクレンが大挙しており、ハクレンが居なくてベイトが居るポイントを探す必要がありました。
- シーバスの状況
SNSでは荒川中流域でもぽつぽつとシーバスの釣果情報が上がっていました。
また、シーバスらしきバイトも何度かあり、少しずつアフタースポーンのシーバスが戻っている印象でした。
- 主な釣果 (ヒットルアー)
2月20日 シーバス 73cm (DUO BayRUF マニック115 マットポップチャート)
その時のブログはこちら。
リンク
- 考察
1月の状況から、明暗上流の一点攻めでは釣れないということにようやく気付きました。ということで他のポイント、特に水深のあるポイントに積極的にアプローチするようになりました。結果として、1月にはなかったシーバスからのバイトも何度か得ています。
2月中旬には、バチ抜けパターンで念願の2022年初シーバスを釣り上げることができました。
昨年のこの時期は、ロザンテ77SPを多用し良型のシーバスを2匹釣り上げています。もっとロザンテに頼るべきだったかなと、少し後悔しています。
データ項目 | 2022年データ | 2021年データ | 前年比 | |
---|---|---|---|---|
釣行回数 | 10 回 | 3 回 | +7 回 | |
総釣行時間 | 29.5 時間 | 9.5 時間 | +20 時間 | |
釣果 | シーバス | 1 匹 | 2 匹 | -1 匹 |
ラージマウスバス | 1 匹 | 0 匹 | +1 匹 | |
スモールマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
その他 | 5 匹 | 0 匹 | +5 匹 | |
ヒット率 (1回の釣行で魚を釣り上げる確率) | 全魚種 | 70 % | 67 % | +3 % |
シーバス | 10 % | 67 % | -57 % | |
ヒット間隔 (1匹の魚が釣れるまでにかかる時間) | 全魚種 | 4時間 13分 | 4時間 45分 | -0時間 32分 |
シーバス | 29時間 30分 | 4時間 45分 | +24時間45分 |
3月のふりかえり
- 釣り場の状況
3月は徐々に寒さも和らいできたせいか、生命感も釣り人の姿も増えてきた印象でした。
2月と同様、メインのベイトとしてハク、バチが多く確認できました。
- シーバスの状況
1月、2月と比べると明らかにシーバスの気配が強まり、荒川中流域でのシーバスの釣果情報も増えてきました。
しかし、容易にバイトが得られる状況ではなく、ポイントを転々としながら、やる気のあるシーバスを探す必要がありました。
- 主な釣果 (ヒットルアー)
3月13日 シーバス 83cm (DUO レアリス ロザンテ63SP イナッコ)
その時のブログはこちら。
リンク
- 考察
3月はこれまであまり足を運ばなかったポイントに積極的に通いました。(笹目橋明暗は常に先行者が居たので)
これが功を奏したのか、ランカーを含む4匹のシーバスを釣り上げることができました。
また、ロザンテやジョルティを中心としたアプローチも成功の要因かと思います。
データ項目 | 2022年データ | 2021年データ | 前年比 | |
---|---|---|---|---|
釣行回数 | 15 回 | 9 回 | -6 回 | |
総釣行時間 | 40.5 時間 | 38.5 時間 | +2 時間 | |
釣果 | シーバス | 4 匹 | 4 匹 | ±0 匹 |
ラージマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
スモールマウスバス | 0 匹 | 0 匹 | ±0 匹 | |
その他 | 1 匹 | 3 匹 | +2 匹 | |
ヒット率 (1回の釣行で魚を釣り上げる確率) | 全魚種 | 33 % | 78 % | -27 % |
シーバス | 27 % | 44 % | -17 % | |
ヒット間隔 (1匹の魚が釣れるまでにかかる時間) | 全魚種 | 8時間 6分 | 5時間 30分 | +14時間 23分 |
シーバス | 10時間 8分 | 9時間 37分 | +0時間 31分 |
4月以降にむけて
昨年のレポートを読み返すと、ハクパターンにかなり苦戦したようです。
足元でハクボイルが起こっているのに、全くボイルが得られなかった悪夢がよみがえってきます、、、
ハクを意識したスローな釣りにこだわらず、ダートや早巻きなどいろいろなアプローチを取り入れたいと思います。
また、昨年は6月に1匹もシーバスを釣っていません、、、
梅雨に入ってからのパターンの研究を進めたいと思います。
さいごに
今回は2022年1月から3月における、笹目橋周辺でのルアーフィッシングの結果についてまとめました。来年の釣りに役立てていただければと思います。
過去の釣果報告の記事はこちらから一覧で見ることができます。
それではまた。